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多可町エリア
牧野大池
西播磨から中国地方へかけての製鉄地帯に対して、東播磨から但馬、摂津の地方は、生野・明延・摂津・多田に至るまで、産銅地帯として知られています。その中でも多可郡は生野鉱床帯に属し、明治時代には御料局の生野探鉱地7郡(養父・朝来・出石・多可・神東・神西・宍粟の諸郡)のうち、特に『鉱産の魁たり』と評されました。多可郡の鉱山は、中区北部にそびえる妙見山と加美区南部の豊部・多田付近の山塊に集中していました。 昭和57年4月、中区『入角山』の石垣山で、県立余暇村公園の建設が着手され、同年6月埋蔵文化財の分布調査が行われた結果、余暇村の中央を流れる小さな谷川を馬蹄形に取り囲んで、推定2万?に及ぶ大量のカラミ堆積が見出されました。この牧野集落一帯は古くより鉱山の町として栄えたところで、石垣山遺跡をはじめとして妙見山のあちらこちらに坑口、ズリ、カラミなどが見られます。その他に、生活にかかわる遺跡として、建物跡、墓地、道標、神社跡、井戸などがあります。
北播磨余暇村公園
http://www.kita-harima.jp/modules/xdirectory/singlelink.php?cid=88&lid=50
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多可町エリア
東山古墳群
7世紀(古墳時代後期)に造られたとされる東山古墳群は、16基で構成され豪族の墓だといわれています。県内最大級の石室を持つ1号墳をはじめ、須恵質切妻家形陶棺(焼き物のひつぎ)が原形をとどめた状態で出土するなど、多くの出土品が発掘されています。
那珂ふれあい館
http://www.takacho.jp/nakafureai/
県指定有形文化財 東山古墳群
http://www.takacho.jp/nakafureai/higashiyamakofungun.html/url
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多可町エリア
瑞光寺
紅葉の名所
臨済宗天龍寺派で、釈迦三尊(現世苦悩から救済)、聖観世音菩薩(災難、苦しみを救済)が安置されています。元弘2年、夢窓国師の開基といわれています。竜宮城のような門をもつこのお寺は、太平記にも登場する赤松則祐が母の菩提を祀るために夢窓国師を招いて建立したとされています。また、紅葉の名所としても有名な庭園は、池泉観賞式と枯山水様式を駆使してつくられています。弁天堂のお守りと山門脇の大カヤも必見です。
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千ヶ峰
笠形山千ヶ峰県立自然公園の北に位置し、標高1005mの東播磨最高峰。多可十景にも選ばれた三谷渓谷の水と緑が楽しめる三谷コース、岩座神の棚田と七不思議の伝説に彩られた岩座神コース、尾根づたいになだらかな稜線を歩く市原コースが多可町側の主な登山コース。頂上は360度の視界が広がり、晴れた日には明石海峡大橋まで見渡すことができます。ひょうご森林浴場50選にも選定されています。
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多可町エリア
荒田神社(播磨二宮)
式内社で、少彦名命(すくなひとなのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)の三神を祀っています。神社に残る言い伝えでは、天平勝宝元年(749年)5月7日に少彦名命が村内の福原字神立にご降臨になり、その夜、村に大雨が降りました。そこで、村人達は雨が上がるのを祈ったところ、願いがかなったためこれに感謝して村内字野尻に小社を建てて、荒田神社と称したと伝えられています。また、『播磨国風土記』に登場する天目一箇命(あめのまひとつのみこと)、道主日女命(みちぬしひめのみこと)を祀った社が当社であるともいわれています。また、平安時代には坂上田村麻呂の崇敬を受けたと伝えられているのをはじめ、播磨国二宮として、多くの崇敬を集めてきました。営造物には桧皮葺流造の本殿と、桧皮葺切妻造幣殿、桧皮葺入母屋造の拝殿があり、宝物として剣・古刀・宝鏡などを伝えています。
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松か井の水
昔、幕府の直轄地であった松井庄(加美区南部)は、生野代官所の管轄にあったこともあり、生野への道である奥荒田から越知谷に通じる高坂は、交通の要所として人の行き来が盛んでした。その坂の途中に松か井の水の飲み場がありました。この清水は『水のみの水』という通称で親しまれ、坂道を行き来する人は、必ずそこで水を飲んでいました。現在においても、より美しくよりよい環境のもとで水を汲んで欲しいとの願いから、平成13年環境整備を行いました。以降、集落でも年5回程度、掃除・植木の剪定などを行い、四季折々の風情豊かな自然を大切に守っています。この取組が認められ平成20年度に「平成の名水百選」に選ばれました。
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五霊神社のホソバタブ
岩座神の五霊神社の境内に生育しているクスノキ科の常緑高木で、通常は胸高幹周りが2.2?になると言われています。ここのホソバタブの胸高幹周りは、大きいものから順に4.8?、3.84?、3.38?で一番大きなホソバタブは県内最大の巨木です。平成3年12月24日にこれら樹木3本が郷土記念物に指定されました。
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夏梅太郎右衛門顕彰碑
江戸時代中期には、悪政がしきりに行われ生野代官の年貢取り立てがきびしく、庄屋の夏梅太郎右衛門は、再三、代官にお願いしましたが一向に聞き入れられず逆にとらわれの身となり、この地において処刑されました。時に明和元年(1764年)6月25日。以降、暴政は止み、村人達は安心して生活ができました。彼を慕って小さな祠を建てましたが、彼の稀なる志を忘れることのないように有志が立ち上がり、明治44年7月20日にこの石碑を建立し後世に永く伝えています。その後、平成15年新顕彰碑を建立し除幕式を行いました。
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多可町エリア
百々手(ももて)祭り
毎年2月11日の建国記念日に、大歳神社で、その年の五穀豊穣や諸業繁栄などを願う百々手(ももて)祭りを行います。神社関係の古文書によると、島根県の須佐神社にも同じような神事が伝えられているということです。玉串奉納、神事が終わると宮司や当人達12人が手製の弓と矢で約15?離れた的を射ます。的の真ん中には鬼と書かれ、その上を墨で塗りつぶし、四方の悪魔を弓矢で追い払います。矢を家に飾っておけば福が授かるとあって、境内に集まった村人達は競って取り合います。この後、境内で餅まきが行われ一層盛り上がります。
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多可町エリア
文殊まつり
丹治の日光寺は、臨済宗妙心寺派のお寺です。山の裾に文殊菩薩を奉祀する堂宇が建ち、知恵をさずける文殊さんとして人々に親しまれています。文殊堂はもともと、小屋場山にあったものを、いつのころからか現地に移転されました。前の屋敷の跡は『古文殊』と呼ばれています。日光寺の開山年代は不詳ですが、延宝検地帳に除地の記載があることから、少なくとも四百年以上前の開基であろうかといわれています。また、このお寺の近くには、西国八十八ヶ所巡りの霊場、日切り地蔵、子安観音寺があります。文殊まつりは戦後途絶えていましたが、数年前から毎年1月に開催するようになり、甘酒などの接待があります。秋には見事な紅葉が見られます。
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多可町エリア
観音の森
観音寺の裏山一帯が「観音の森」です。「ひょうご豊かな森づくり構想」の一環としての「里山林整備事業」を展開。この森は、薪やキノコの採取の場として親しまれているだけでなく、コナラ、アカマツ、ヒノキなど、春には鮮やかなピンクの花を咲かせるツツジと四季折々に変化する自然の彩りが、訪れる人たちを楽しませます。山頂の福王山砦跡展望台からは、町並みや翠明湖が展望できるだけでなく、晴れた日には明石海峡大橋を見ることができます。
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多可町エリア
chattanaの森
妙見山の麓、多可町余暇村公園内の宿泊施設。豊かな自然の中にコテージや多人数対応の宿泊棟があります。バーベキュー、キャンプサイトなど、アウトドアも充実。カフェでは地産地消季節の味覚満喫。多可町余暇村公園の冒険広場や観賞ゾーン、妙見山、東山古墳群等があり、観光、レジャーの拠点として、滞在型宿泊ができます。
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