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播州三大祭り 住吉神社北条節句祭り&鍛冶屋大歳金刀比羅神社「こんぴら祭り」
播州三大祭り 住吉神社北条節句祭り&鍛冶屋大歳金刀比羅神社「こんぴら祭り」
播州三大祭りとは、旧播磨国、現在の兵庫県南西部に鎮座する神社で行われる三つの代表的な祭礼の総称である。諸説あって、明確に三つとするのは難しいが北播磨の住吉神社「北条節句祭り」(加西市)、鍛冶屋大歳金刀比羅神社「こんぴら祭り」(多可町)それぞれの町の祭りをメインに、両市のおすすめ歴史・文化観光ポイントを織り込んだコース
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北条町駅から5㎞(徒歩1時間45分)
- 1
- 北条の宿
- 2
- 酒見寺
天平17年(745年)行基菩薩の開山と伝えられています。当寺は度々兵火に焼かれていますが、中でも天正年間の三木攻めの際の兵火では境内ことごとく焦土と化したといいます。その後再興されたのが現在の伽藍です。このような兵火にあいながらも、寛文2年(1662年)に再建された国重要文化財の多宝塔(写真)や、県重要文化財の鐘楼など見事な文化財を有しています。 また、仁平3年(1153年)の旱魃のとき近衛天皇の勅願により播磨六山(書写、増位、八徳、妙徳、法華、蓬莱)の僧が集まり、大般若経を読んで雨乞いをすると、たちまち雨が降り、それ以後は毎年勅使を迎えての恒例行事になったといいます。隣接する住吉神社の勅使塚はその記念塚です。
住所 | 兵庫県加西市北条町北条1319 |
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TEL | 0790-42-0145 |
- 3
- 住吉神社
養老元年(717年)老翁老媼の神様が五王子を伴い鎌倉山(河内町)に来られました。随従していた佐保神は北条へ行くように勧め、その途中神宝を盗んで、川東に逃げました。この佐保神が祀られ佐保神社(社町)になりました。 その後、翁と媼は王子を伴い北条に来られて、北条に六町歩の門田を持つ山酒人に宿泊を願い出ました。酒人は手厚くもてなした後、神である証拠を見せてほしいとお願いしました。すると、翌朝には六町歩の門田が悉く平地となり、苗が大きな松に変わりました。ここに山酒人が神殿を造り祀ったのが住吉神社(当時は酒見神社で明治期に改称)だといわれてます。 この住吉神社で桜の季節の訪れとともにはじまる「北条節句まつり」は優美さと勇壮さが織りなす華やかな春の祭りとして有名で、播磨三大まつりの一つに数えられ、長い伝統を引き継いでいます。東西の神輿、14台の豪華な屋台が、街中での巡行と勇壮な宮入を行い、古式ゆかしい鶏合せ神事、龍王の舞などが奉納され、祭りは終日大観衆でにぎわいます。
住所 | 兵庫県加西市北条町北条1318 |
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TEL | 0790-42-8823 |
- 4
- 五百羅漢
- 5
- 横尾街道
住所 | 兵庫県加西市北条町横尾 |
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- 6
- 彩食呑処 松風
住所 | 兵庫県加西市北条町栗田1 |
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TEL | 0790-43-7676 |
営業時間 | 11:00~14:00 火休み |
- 7
- 割烹旅館 四ツ目
車20分
- 8
- 極楽寺
車10分
- 9
- 楊柳寺
柳山楊柳寺(俗に柳の観音さん)は白雉年間(6世紀半ば)法道仙人の開基を伝える古刹で、法道仙人が山麓の柳の大木から光りを放っている菩薩を見つけ、その尊像を柳の木に刻んだという故事があり、山号を柳山と称しました。一大霊刹として隆盛を極めましたが、天正年間、野間城落城の際に消失しました。この時、貴重な仏像が運び出され難を逃れました。県指定文化財となっている平安時代の木造十一面観音立像三体・木造兜跋(とばつ)毘沙門天立像・木造毘沙門天立像・木造千手観音立像等六体を今に伝えています。周辺にはシイノキ、 ツクバネガシを主体に、イズセンリョウやタマミズキなどの貴重な 樹木も見られる自然林が広がっています。 この森は、かつて薪や炭の原料をとる生活の場として、また、楊柳寺の鎮守の森としても親しまれてきました。この里山では、まずナンテンやチャノキが林床にみられる荘厳なスギ林に出会えます。その’ナンチャ’広場には、ヤンチャな子どもたちも集えるようテーブルベンチを設置しています。また屋根筋には地域の美しい景観を望める展望あずまやがあるほか、ヤマモモやシイノキの大木や実のなる木もみられます。そして散策路は、山頂にあずまやがある観音山へと続いています。山すそ沿いには、大きな松ぼっくりのテーダマツや竹林など多様な森とふれあえる高低差の少ない散策路もありますのでご利用下さい。
住所 | 兵庫県多可郡多可町八千代区大和774 |
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TEL | 0795-37-0250 |
車20分
- 10
- 安海寺
車20分
- 11
- 荒田神社
式内社で、少彦名命(すくなひとなのみこと)、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)の三神を祀っています。神社に残る言い伝えでは、天平勝宝元年(749年)5月7日に少彦名命が村内の福原字神立にご降臨になり、その夜、村に大雨が降りました。そこで、村人達は雨が上がるのを祈ったところ、願いがかなったためこれに感謝して村内字野尻に小社を建てて、荒田神社と称したと伝えられています。また、『播磨国風土記』に登場する天目一箇命(あめのまひとつのみこと)、道主日女命(みちぬしひめのみこと)を祀った社が当社であるともいわれています。また、平安時代には坂上田村麻呂の崇敬を受けたと伝えられているのをはじめ、播磨国二宮として、多くの崇敬を集めてきました。営造物には桧皮葺流造の本殿と、桧皮葺切妻造幣殿、桧皮葺入母屋造の拝殿があり、宝物として剣・古刀・宝鏡などを伝えています。
住所 | 兵庫県多可郡多可町加美区的場145 |
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車20分
- 12
- 東山古墳群
7世紀(古墳時代後期)に造られたとされる東山古墳群は、16基で構成され豪族の墓だといわれています。県内最大級の石室を持つ1号墳をはじめ、須恵質切妻家形陶棺(焼き物のひつぎ)が原形をとどめた状態で出土するなど、多くの出土品が発掘されています。
住所 | 兵庫県多可郡多可町中区東山539-3 |
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URL | http://web.town.taka.lg.jp/nakafureai/jpg_img/shiteibunnkazai/link/higasiyamakohungun.html |
車5分
- 13
- 那珂ふれあい館
歴史と文化の体験学習の場[/color][/size][/b]妙見山麓に位置する那珂ふれあい館。ここでは、東山古墳群をはじめ、町内から発掘された出土品などが展示され、陶棺も原形をとどめた貴重な状態で見ることができます。体験学習室などでは、四季折々のイベントが体験でき、いろんな人とふれあうことができます。野外には、播州歌舞伎などを演じられる舞台があります。山菜を採取したり、山に登ったりと今までにない大自然を感じることができる情報発信の拠点となります。また、東隣には、県内最大級の石室をもつ1号墳など、古墳時代後期の円墳16基を復元した東山古墳群公園があり、いにしえの文化を感じることができます。
住所 | 兵庫県多可郡多可町中区東山539-3 |
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TEL | 0795-32-0685 |
URL | http://www.takacho.jp/nakafureai/ |
車20分
- 14
- 鍛冶屋大歳金刀比羅神社
播州三大祭りの一つ「こんぴら祭り」。ご祭神は、大歳神、他三神で、厄除け、商売繁盛、子授け、縁結びにご利益があるといわれています。創建沿革は不明ですが、延宝5年(1677年)の検地帳に神田の記載があることから、慶長年代以前の創立であり、有数の神社であったと推測されます。この神社は、寛政6年(1795年)2月、当集落の藤井孫右衛門氏が病気平癒のため、讃岐琴平宮より勧請したものですが、明治44年1月、大歳神社に合祀し、大歳金刀比羅神社と改称しました。金刀比羅神は仏教の「神」で竜王の意味を持ちます。外観が、平安期以降の寝殿造りの様式を取り入れた「入母屋造平入」となっていて、この地方では珍しい造りとなっています。桧皮葺の屋根は流線型に描いていて、面の中には千鳥破風や唐破風が彫り込まれるなど、軒周りのはなやかな装飾彫刻に目を奪われます。毎年11月に行われる金刀比羅祭礼は、かつて十万人余の参詣者があり、サーカスなどの催し物があり、鍛冶屋線の列車も5~6輌編成で賑わいました。また、姫路の総社祭、北条の住吉神社祭(北条の節句祭)と併せ「播州三大祭」と言われています。境内の稲荷神社を『若宮さん』とよび、1月には子どもたちによる『キツネ狩り』行事が催されています。
住所 | 兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋 856−1 |
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TEL | 0795-32-4779 |
- 15
- 古民家レストランBotan
ゆっくりと流れる時間を感じながら
住所 | 兵庫県多可郡多可町八千代区横屋116 |
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TEL | 0795-20-2341 |
営業時間 | 11:30-14:00(L.O.13:00) |
URL | https://www.instagram.com/kominka_botan |
お疲れ様でした。
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