市の支援事業を活用して
未経験でイチゴ農園をスタート

佐藤慶明さん/

佐藤慶明さん

東京都  西脇市

妻、子ども1人

 北播磨で2番目に大きいイチゴ農園を営む佐藤さん。東京で2年間機械のメンテナンス会社に勤めた後、Uターンで西脇市に戻ってきました。きっかけとなったのは、帰省時に見つけた『イチゴ農家募集』の市の募集案内。もともと果実を作るのが好きで、小さい頃から祖母と一緒にモモやリンゴ、ブドウなどを育てていたといいます。そこからイチゴ農家を支援する市のスイーツファクトリー支援事業を活用し、本格的に農園をスタートさせました。「支援事業には2年間の研修期間があり、イチゴの育て方から販売方法・販路などを教わります。そこでの経験を活かし、今では百貨店や大型スーパーにもご購入いただき、農園の大きさは始めた当初の2倍になりました。今後は、もっと多くの方に西脇市のイチゴを食べてもらえるよう、生産スペースをさらに拡大していきたいです」と話す佐藤さん。

佐藤慶明さん/

 空気が澄んでいて周囲に光も少ないため、夜には都会では見られないような星空が広がる西脇市。神戸牛や播州百日鶏のような全国的にも評価が高い地域の特産品を、気軽に食べられるのも魅力の一つだといいます。「移住後の生活に少しでも不安がある場合は、すぐに移住を決めてしまうのではなく、移住定住をサポートする市の取り組みなどを上手に活用することがおすすめ。まずは住んだ後のギャップを少なくすることが大切です。移住を検討する時間も楽しんでみてださいね」。

佐藤慶明さん/

関連記事

keyboard_arrow_up