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志染の石室[窟屋(いわや)の金水]
志染の石室[窟屋(いわや)の金水]
- 三木市エリア
- 歴史に触れる
- 歴史・文化
志染小学校の西、窟屋大橋を渡って左の小道に入り、山の東裾を奥に進むとひっそりとした木立の中に、「志染の石室」と呼ばれる岩穴があります。この「志染の石室」には仁賢天皇、顕宗天皇となった二王子の伝説が古くから伝わり、「日本書紀」や「播磨風土記」にも記されています。それは、今から約1,600年前、第20代の安康天皇が亡くなったあと、皇位をめぐる争いが起こり、この争いから逃れた市辺押磐皇子(いちのべのおしわのみこ)の二人の王子、億計(オケ)王子と弘計(ヲケ)王子が隠れ住み、のちに弟の弘計王子が顕宗天皇に、兄の億計王子が仁賢天皇になられたと伝えられています。石室の前には玉垣があり、その中に小さな祠が祭られている。脇にはたくさんの石仏が、訪れる人を見つめている。石室の中をのぞいてみると、深さの知れない水がたまっている。この水は冬から春にかけての時期、不思議な現象をおこすことがある。「窟屋(いわや)の金水」と呼ばれる現象である。水面が金色に輝くというこの現象は、ヒカリモという小さな藻によっておこるのだが、ごく限られた場所でしか見られない。
- 住所
- 〒673-0503 兵庫県三木市志窟屋
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり
無料
- アクセス
- 御坂の交差点から志染川を渡って、少し南へ道を戻る
アクセスマップ
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