/
/
国宝・浄土寺
国宝・浄土寺
- 小野市エリア
- 歴史に触れる
- 歴史・文化
浄土寺は、鎌倉時代、建久3年(1192)に、源平合戦の兵火により焼失した東大寺を再建するための責任者(勧進職)となった重源上人が建立した寺院です。浄土堂は、大仏様という技法を全国で唯一伝える貴重なお堂です。本瓦葺、宝形造の建物で、屋根の勾配が直線的に下り、外観は低く見えますが、内部に入るとその広さに驚かされます。柱間は6mと広く、天井を張らない化粧屋根裏や太い柱に挿された挿肘木(さしひじき)で虹梁(こうりょう)を支えているのが特徴です。また、西側の壁部は蔀戸となり、中央の円形須弥壇上に配された本尊の阿弥陀如来及び両脇侍立像に夕日の光を当て、来迎の姿を表現する構造となっています。信仰の場であるとともに、自然の光を使った芸術、オブジェともいえます。 国宝・阿弥陀如来及び両脇侍(観音・勢至)立像は、名仏師の快慶の作で、浄土堂の本尊となる巨像です。衣紋や長く延びた指などに中国、宋の様式が感じられます。西の蔀戸から西日が差し込むとその光が本尊を赤く染めます。さらに足元の雲座あたりをかすませ、本尊が雲に乗って浮かんでいるように見えます。まさに西方浄土の姿を人々に伝えるために造られたものといえます。 6、7月には林道をあじさいが彩ります。
- 住所
- 〒675-1317 兵庫県小野市浄谷町2094
- TEL
- 0794-62-4318
- 営業時間
- 9:00-12:00/13:00-17:00(10月~3月は16:00まで)
- 定休日
- 12/31・1/1は堂内拝観不可
- 料金
- 有料
拝観料 1人500円
- 駐車場
- あり
無料駐車場 完備
- アクセス
- 山陽自動車道「三木・小野IC」から車で15分
- H.P
- 兵庫県おの観光ナビ
- 備 考
- 問い合わせ先:
0794-62-4318( 歓喜院)
0794-62-2651(宝持院)
アクセスマップ
/ Access Map
関連スポット情報
/ Related Spot
スポット周辺のイベント情報
/ Related Event