地域の交流の拠点を

山田錦の館/(株)吉川まちづくり公社

流田 慶一郎 
Keiichiro Nagareda

酒米の王者山田錦テロワールツーリズム

 「吉川温泉よかたん」オープン後、しばらくして、アルバイトとして働きはじめ、「山田錦の館」支配人となる。三木市の魅力をここから発信していき、シンボルマークとなっていけるような施設にしていきたいと語る。
 プログラム体験では、酒米の王者「山田錦」を育てる農家の訪問、山田錦について学ぶ展示見学と日本酒の試飲体験ができ、体験後はお酒の購入も可能。

EPISODE 01

大切なのは、お客様の生の声を聞くこと

お仕事のやりがいを教えてください

 初めは、知り合いに誘われ、「吉川温泉よかたん」でアルバイトとして働きはじめました。それまで、接客や販売を経験してきたため、お客様と接すること、商品販売をすることは好きで、楽しく仕事をさせてもらっていました。それから「山田錦の館」が建ち、異動となって今に至ります。

 今は、支配人として、主に従業員の業務管理、行政や業者とのやりとりなどを行なっています。できることなら、今でも接客業務がしたいと思っていますが、なかなか難しいのが現状です。接客は、その日、その場、その時、1人のお客様と向き合う時間です。お客様とお話を交わして、その瞬間を共有することは、施設を運営していく上でも大切なことだと思うので、少しでも多くの声を聞くように、努めていきたいです。

Interview

EPISODE 02

選ばれる施設でありたい

大切にしていることを教えてください

 三木市には、最高品質の山田錦や、美味しい野菜を育てる農家さんなど、多くの人に魅力を知ってほしいヒトやモノが、まだまだたくさん溢れています。積極的に商品の充実を図っていくことで、日々、足を運んでくださっている地域の方々にも、目新しさと充実感を持っていただけるよう工夫しています。ここへ足を運べば、他では買えないものが見つかる、山田錦のお酒は、ここで買えば安心だと、信頼して選んでいただける施設にしていきたいです。

 そして、買い物をするついでに、気持ちのいい温泉に入れること、おいしいご飯を食べることができるのは、複合施設だからこその強みです。各所と連携したキャンペーンの考案をするなど、次もまた行きたいと思ってもらえるような仕掛けを、定期的に作っていかなければと思っています。

EPISODE 03

魅力あふれる、新たなシンボルマーク

これからの目標を教えてください

 現在、2025年春を目標に、道の駅としてのリニューアル計画を進めています。オープン後は、観光目的で、初めての方や何年ぶりかに来るお客様も多く足を運んでくださることでしょう。そして、満足感のある施設だと感じてもらうことで、三木市の魅力を十分に知っていただきたいと思います。

 僕たち施設管理・運営者も含め、足を運んでくださるお客様、取引のある販売者様、それぞれの交流の拠点として、元気を持って帰っていただく場所でありたい。この場所が、みんなに愛され、三木市といえばここ!というシンボルマークとなっていけるよう、育てていきたいです。

Works

Works

SDGs体験型地域プログラム
SDGs Programs

Experience

酒米の王者山田錦テロワールツーリズム

酒米の王者山田錦を育てる農家訪問(田植え体験(6 月)稲刈り体験(10 月))(どちらも弁当付き)
酒米山田錦ができるまでを学ぶ展示見学、日本酒の試飲体験やお酒の購入

体験内容
  • 本プログラムは三木市の特A地区「吉川町」で、山田錦の生産に携わる農家や酒米生産に適した土壌の特性や気候を実際に作業を行うもの。また、体験や品種維持に取組む研究者との交流を通じて、なぜこれだけ長期にわたり山田錦がトップブランドであり続けているのかを学ぶことができる。
実施日
不定期(体験時期が限られるため1か月前の予約確認をお願いします。)
所要時間
プログラムによる。(その都度お問い合わせください)
料 金
10,000円

Program

プログラム提供者概要
Overview
所 属
山田錦の館/(株)吉川まちづくり公社
所在地
兵庫県三木市吉川町吉安222
WEB
http://www.76-2401.com/
SNS

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